アンティークチェア

K-136-K-1.jpgバルーンバックチェアとは、名前の通り風船のように丸く膨らんだ形の背もたれが特徴の椅子です。

ヴィクトリア時代、とくに1830年代半ば~60年代に流行したもの。

客間やダイニングルーム用に使われてきました。

丸い背中のデザインはもちろん、脚の先までなんとも優雅な雰囲気。背中の彫りは、まるで芸術品のような美しさで、これが手彫りされていたかと思うと、驚くほどです。

最初、実はバルーンバックチェアの良さがあまり分からなくて、「なぜこの形の椅子がこんなに金額がするんだろう・・・」というのが正直な気持ちでした(苦笑)

でも、だんだんこの良さがわかるようになってきました。

特に、このチェアなんかは、ローズウッドで作られているのですが、これこそアンティークだからこそ見つけられると言った感じです。

ローズウッドとは、硬くて粘りがあり狂いが少なく、虫にも強いバラの香りのする木の総称。決して薔薇の木ではありません(笑)

とにかく硬い!!!そして重い!!!

今ではローズウッドの無垢材を使った家具なんて、作ることさえ出来ないのでは・・・と思うので、アンティークだからこそ、出会えるチェアです。


K-133-K-1.jpgチッペンデールチェアという名前で認識されているアンティークの椅子。歴史上初めての家具デザイナーと言われている「トーマス・チッペンデール」の名前から来ています。

チッペンデールは家具だけではなく、室内装飾やカーテン、壁の色にまで気を配ったといわれているのですが、自らを「The Gentleman Cabinet-maker's Director」と言っていたくらい、紳士たちのために作られた風格や気品たっぷりの家具をたくさんデザインしています。

当時は王侯・貴族たちのために、まるで芸術品として作られた家具だったので、庶民には縁のない高値の花だったのですが、その後、チッペンデールが工場で量産されていく庶民の家具のための買い春に取り組みました。

彼自身、中国の影響も受けているらしく、見ていると、なるほど中国王朝で使われているような雰囲気も醸し出しています。

脚の部分は、カブリオールレッグのものが多く、背中にはリボンを模したデザインのものが多いのが特徴です。

アンティークの代表とも言える美しいデザインにうっとりしてしまうチェうチッペンデールチェアです。

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