Handleが出来るまでのリフォーム日記 Vol.2

Vol.2

何気なく誘われて、軽い気持ちで遊びに行った友人の倉庫。
中に入ってみると、そこには今まで見たことのない世界が
広がっていました!

積まれたアンティーク家具の山、山、山!!!
奥に進んでいくと、クラフトマンが一つ一つ
修復作業を行っていました。

クラフトマン

作業中のクラフトマン。
友達の倉庫
友達の倉庫の写真です。
 
積まれているアンティークは船でイギリスからの長旅を終えて到着したばかりのもの。

ホコリをかぶっている物だらけで、正直、とてもキレイと呼べるものは、あまりありませんデシタ(笑)
脚が取れてしまっているもの、引き出しの開けにくいもの、
塗装が剥がれてしまっているものなどなど・・・

なのに、このホコリまみれの家具たちが、
なんだかとても魅力的に見えてきてしまった私。
それからは、自分でもおかしいくらい、まるでおもちゃ屋さんに来た子供のように、時間を忘れてゴソゴソ倉庫の中を探索しはじめました。

   
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Handleが出来るまでのリフォーム日記 Vol.1 ~はじめに~

Vol.1

●はじめに・・・

初めて出会ったアンティーク。
それはチャーチチェアでした。

外国からやってきた汚いイスを玄関の中に入れた時から、
私のインテリア感が変化してきました。

今思えば、それがHandleの始まりかもしれません。

Handleエントランス
Handleのエントランス。自転車が看板です。
初めて買ったチャーチチェア
私が初めて買ったチャーチチェア。
今もベッドの横で活躍中です。
 
教会で使われていたイス。座ってみると、掛け心地もいい。
それより何より、このイスの周りだけ空気が違うと…感じた私。

それからだんだんと「アンティーク家具」に興味を示し始めた私の所に、ある日、昔の友人から電話がかかってきました。

「一度、うちの倉庫に遊びに来ない?」

その電話がHandleを作るきっかけになるとは、その時思ってもみませんでした。

   
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アンティーク バルーンバックチェア

K-136-K-1.jpgバルーンバックチェアとは、名前の通り風船のように丸く膨らんだ形の背もたれが特徴の椅子です。

ヴィクトリア時代、とくに1830年代半ば~60年代に流行したもの。

客間やダイニングルーム用に使われてきました。

丸い背中のデザインはもちろん、脚の先までなんとも優雅な雰囲気。背中の彫りは、まるで芸術品のような美しさで、これが手彫りされていたかと思うと、驚くほどです。

最初、実はバルーンバックチェアの良さがあまり分からなくて、「なぜこの形の椅子がこんなに金額がするんだろう・・・」というのが正直な気持ちでした(苦笑)

でも、だんだんこの良さがわかるようになってきました。

特に、このチェアなんかは、ローズウッドで作られているのですが、これこそアンティークだからこそ見つけられると言った感じです。

ローズウッドとは、硬くて粘りがあり狂いが少なく、虫にも強いバラの香りのする木の総称。決して薔薇の木ではありません(笑)

とにかく硬い!!!そして重い!!!

今ではローズウッドの無垢材を使った家具なんて、作ることさえ出来ないのでは・・・と思うので、アンティークだからこそ、出会えるチェアです。

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アンティーク チッペンデール チェア

K-133-K-1.jpgチッペンデールチェアという名前で認識されているアンティークの椅子。歴史上初めての家具デザイナーと言われている「トーマス・チッペンデール」の名前から来ています。

チッペンデールは家具だけではなく、室内装飾やカーテン、壁の色にまで気を配ったといわれているのですが、自らを「The Gentleman Cabinet-maker’s Director」と言っていたくらい、紳士たちのために作られた風格や気品たっぷりの家具をたくさんデザインしています。

当時は王侯・貴族たちのために、まるで芸術品として作られた家具だったので、庶民には縁のない高値の花だったのですが、その後、チッペンデールが工場で量産されていく庶民の家具のための買い春に取り組みました。

彼自身、中国の影響も受けているらしく、見ていると、なるほど中国王朝で使われているような雰囲気も醸し出しています。

脚の部分は、カブリオールレッグのものが多く、背中にはリボンを模したデザインのものが多いのが特徴です。

アンティークの代表とも言える美しいデザインにうっとりしてしまうチェうチッペンデールチェアです。

アンティークチェアの一覧は、こちらから

 

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アンティーク ジャムジャー

11-228-e-1.jpgアンティークのジャムジャー(ジャムポット)

名前の通り、ジャムが入っていたものです。

1890年代~1910年代に、この陶器のビンにジャムを詰めて売られていたんですね。

蓋は残っていないのが普通。というのも、当時はジャムの上にワックスペーパーをのせて、さらに厚紙のカバーをひもや針金で留めて販売されていたからです。

なので、ジャーの上の部分には必ずくびれが!ここに紐をひっかけて留めていたんですね。

 

実はこのジャムの空きビン。アンティークとして見つかるものは、ほとんどが土の中から掘り起こされたものなんです。

なぜかというと、当時は今のようにゴミ収集車が回ってくるはずがなく(笑)ジャムを使った後、土の中に埋めて廃棄したんです。

なので、今になって、捨てられたビンが掘り起こされてアンティークとして販売されているんです。

 

jamjya.jpg

そこで不思議に思うことが・・・土の中から掘り起こされたわりに、ラベルがキレイ?!

このラベルは、スコットランドのP.C.FLETT&CO’Sのデッドストックなんです。1950年代に発見されて、今ではコレクダーズアイテムになっている貴重品。

それが後から貼られているので、ラベルはキレイなんです。

 

いろんな種類があって、APPLE、APPLE&BLAMBLE、APPLE&PLUM、APPLE&STRAWBERRY、BRAMBLEなどなど…

大きさもいろいろあって、私も子供のえんぴつ立てとして机の上で使っています。

どっしりした重さがあって、倒れることがなく見た目も可愛いので、無造作に置いておいてもオシャレに見えてしまうという、いいとこずくしのお手軽アンティーク。

はじめてのアンティークにオススメです。

 

 

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アングルポイズ(ANGLEPOISE APEX90)

ANGLEPOISE APEX90e-104-1.jpg

アングルポイズの中で、一番有名なモデルが、このAPEX90。

買い付けに行って見つけてくるアングルポイズもほとんどがこのモデルです。 

このモデルになって、パーツが少なくなったので、その分、価格も下がり、イギリスでも爆発的に売れたそうです。

 

このモデルも、途中でマイナーチェンジをしているので、大きく分けると前期系と後期系に分かれます。

←この写真は前期系のモデル。Model75で廃番になったベージュの代わりに登場したアイボリーです。

e-101-1.jpg

  

 

 

こちらが後期系のモデル。→

前期系と後期系の大きな違いはアームの曲がっている部分。下の後期系の写真と比べてみると、後期系のアームの曲がっている部分には黒い樹脂が被っていて、コードが中にキレイに収納されているのがわかると思います。

コードが見えない分、よりスッキリとした印象。

この後、現在も作られているTYPE3にモデルチェンジしていきます。

どのモデルも機能性を重視したデザインは、今でもたくさんの人に支持され続けているのがアングルポイズのすごさ!

使ってみれば、長い間、たくさんの人に愛され続ける理由がわかると思います。

 

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アングルポイズ(ANGLEPOISE Model75)

e-103-1.jpgAnglepoise Model75

Anglepoise1227の次にモデルチェンジして登場したのがAnglepoise Model75です。

年代は1969年~1979年。

製造年数が少ないので、全体の数も少なく見つけるのも困難です。

モデルチェンジして変わったところは、まず土台。それまでは四角だった土台が丸くなりました。

シェードの形もそれまでのコロンとした丸みを帯びた形から細長い形に変わります。

 

ちょっとレトロなe-103-3.jpgスイッチがシェードの後ろに付いているのもこのモデルの特長。

 

カラーバリエーションが1227よりも増えたことも特長。ホワイト、ブラック、レッド、ベージュの定番4色とグレー、カーキオレンジ、オレンジレッド、ブラウンなどの様々な色が登場しました。

ベージュとグレー、オレンジ系の色はこのモデルで最後。このモデルでした手に入れることができない色です。

写真は、前に見つけてきたModel75のグレー。とってもキレイな色で、なぜこのモデルで終わらせてしまったのか不思議なくらい。今もお嫁入りしたお家で、大切に使って頂いているみたいなので、私たちも満足です。

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アングルポイズ(ANGLEPOISE 1227)

e-136 (1).JPG Anglepoise 1227

モデルの雅姫さんが自宅でベージュのデスクランプを使っていたことで、日本で大人気になったモデル。

日本だけではなく、イギリスでも価格が高騰しました。

四角い形をした2重になった土台が特徴です。

デスクランプ以外に、ウォールランプやフロアーランプなどもあります。

1227には前期系と後期系の2種類があって、それぞれ年代が
 前期系 1935 – 1938
 後期系 1938 – 1969

です。前期系と後期系の違いは、シェードの形と刻印です。

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アングルポイズ(ANGLEPOISE)

1.jpg私が初めてアングルポイズを知ったのは、お店をオープンさせる際の一番最初の買い付けの時。なぜか、デスクランプが大好きな主人が「これも!これも!!」と集めてきた中に、「Anglepoise 1208」がありました。

なんだかすごくカッコいいデスクランプに私も一目惚れ。当時、1208がどんなに貴重なものかを知らなかった私は角度を変えるときに、なんだか普通のデスクランプと違うな・・・と感じてはいましたが、それがアングルポイズの精巧な技術からということを知ったのは、ずいぶん後のことでした。

今では、「なんでお嫁に出してしまったんだろう…」と、最初に買いつけてきたブラックの1208への思いは募るばかりです(笑)


アングルポイズの歴史

11-165-1.jpgアングルポイズが日本でも有名になったのは、2005年にマーガレットハウエルが、自分が子供のころから使っていたアングルポイズとコラボレートして、TYPE3の別注カラーを復刻させたこと。

それと、雅姫さんが、1227のデスクランプを使っていることから、日本でもイギリスでも価格が高騰しました。 

そもそも、アングルポイズは自動車会社のチーフデザイナーだったジョージ・カワーダイン(George Carwardine)が自動車工場で働く職人さん達の手元を照らすためのランプとして開発されたものです。

自動車のサスペッションの技術を利用した全く新しい仕組みで、人間の腕のように自在に曲がる曲げやすさと思い通りのポジションをキープ出来るという画期的なアイデアでした。

その後、特許をとり、より高い技術をもつスプリングメーカーHerbert Terry & Sons社と提携して1932年から製造を開始し、マーガレットハウエルとコラボする現在まで、支持されています。

マーガレットハウエルも「アングルポイズは電球を装着しないとシェードのバランスが均衡に取れないほど、精巧な均衡を保っている」というほど、技術が主体。その技術から導き出された形がこのカッコよさなんです。

 Anglepoise 1208 → Anglepoise 1227 →  Model75 → APEX90 → TYPE3

の順でモデルチェンジしています。

 

 

 

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アンティーク キッチンチェア

キッチン-4.jpgアンティークのイスの中でも、人気なのがキッチンチェア

 

毎回、入荷してくる時は100脚くらい届くのですが、気が付くとあっという間にお嫁に行ってしまうイスです。

 

名前が「キッチンチェア」というだけあって、もともとキッチンやファームハウスなどの作業をするための場所で使われていたイスです。言うなれば作業用のイス。

 

アンティークと聞くと、なんとなくイメージが2パターンあると思うんです。

一つはこげ茶色のオーク材やマホガニー材、ウォルナット材など高級材を使ったアンティーク。

もう一つがパイン材を使って、ペイントなどが施してある素朴なアンティーク。

キッチンチェアは、もちろんパイン材を使ったまさに素朴なアンティークの代表みたいな感じです。

 

キッチンチェア-1.jpg普段、作業をする時に使われるイスなので、その家庭、家庭によって、デザインも様々。脚や背中のデザインがいろいろあって、しかもどれもデザインが結構凝っているものが多かったりするので、とっても可愛いく、見ているだけで楽しくなってしまうんです。

 

そして、いろんな色があるのもキッチンチェアの特徴です。日本人の感覚ではあまり考えられないのですが、欧米の人は一つのものを長く大切に使い続けるので、汚れたら好きな色でカラフルにペイントしてしまいます。

さらに汚れたらまた色を塗り、ちょっと飽きてきたらまた色を塗る・・・

それを繰り返したことによって、キズが付いた部分から見える木地の色がいろんな色で何層にもなっていたりするのが、とてもアンティークらしく可愛いんですよね。それは、どんなにがんばっても、新しい家具では表現できないものです。

 

キッチン-3.jpg作業用のイスなだけに、もちろん座りやすさもいいんです。

 

なので、使ってもらうことはもちろんですが、眺めているだけでも楽しくなってしまうので、玄関などでお出迎え用のイスとして飾ってもgood!

何脚も違うデザインで集めてしまいたくなるキッチンチェアです。

アンティークショップ Handle

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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